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WEB・WordPress

【採用担当です】WEBデザイナーって未経験者でも応募していいの?

* 本サイトではアフィリエイト広告を使用しています。

仙台の会社でWEBディレクターをやっている、ねずみです。どうもどうも。

WEB業界に新卒で入って、仙台など4社ほど転職して今に至るわけなんですが、最近採用担当もしていまして…未経験の方からも応募が来ます。

そのときに「ああ、こうしたらいいのになぁ」と思う事があり、思い切って書いてみる事にしました。

これから未経験でWEBデザイナーを目指す方、WEBデザイナーになりたい学生さんの就職活動&転職活動をしている方に届きますように!

タイトルにある「ウェブデザイナーって未経験者でも応募していいの?」は、私が採用担当しているところならぶっちゃけ「あり」です。

順を追って説明していきまーす!

※あくまで仙台にある、小さなデザイン会社に務める私の個人的な意見です。地方や環境により多少異なります。ご注意ください。

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応募する前に最低限必要なスキル

まず、これがないと話にならない というところから。
※私が務める会社でのお話なので、場所によって微妙に違いはあります

★WEBデザイナー必須のソフト「Adobe」製品

  • Illustrator(必須)
  • Photoshop(必須)
  • Dreamweaver(できると良い)
  • XD(できると良い)
  • Premiere(できると嬉しい場合もある)
  • Fireworks(ちょっと古い)

Adobeって何?と思った方は、まずそこから勉強が必要です。
WEBデザインは、イラレかフォトショ、最近だとXDを使う会社も増えて来たようです。

イラレかフォトショで、「バナー作れまーす!」ぐらいだと判断できないので、まるっと「サイトのTOPページデザイン」ができるレベルまで高める必要があります。

ページデザインは、パソコンサイトだけでなくスマートフォンサイトまで考える必要があります。
この辺の話をすると長くなるので、↑の意味がわからない時点では、応募は難しいと思います。

★WEBデザイナーが知っておきたい言語など

  • HTML・CSS(ふわっとでもわかる)
  • レスポンシブ対応(意味がわかる、デザインに考慮できる)
  • JavaScript(ふわっと程度)

「HTMLコーダーじゃないから、別にいらなくね?」

って思うかもしれませんが、なんとなくでも構造を理解していないとサイトは作れないと思っています。サイトデザインするときも、細かいルールもあるのです。(例えばフォントはどれぐらいまでOKとか、こういうレイアウトは実現できるかとか・・)

スマホを意識して、サイトの重さや組やすさも考えて作るのでHTMLとCSSの知識があるとコーダー側としてはかなり助かったりするんですよ。

他にも、あった方がよいスキルはいろいろあるけど最低限という事で紹介しました。

未経験者ってなるとデザイン以外にも、ある程度htmlとCSSは覚えておいておいたほうがいいかな。

すごく重要「ポートフォリオ(実績集)」

さあ、最低限必要なスキルも学んだし、早速応募だー!

履歴書と、職務経歴書用意して~っと・・・と

 

わたし
ちょっと待ったー!!!!

 

それだけでは、ぶっちゃけ採用は難しいと思います。

履歴書と職務経歴書だけでは、判断できません。

未経験者かぁ。何できるかわかんないなぁ。。

で終わってしまいます(未経験者超歓迎!でない限り)

 

そこで必要になってくる、いや、、めちゃくちゃ重要になってくる

「ポートフォリオ」

ポートフォリオとは、「こんなものが作れます」というものがわかる作品集(実績集)みたいなものです。

ポートフォリオなしで応募してくださる方が多いですが、マジでこの時点でアウトです。

逆の立場になって考えてほしいんだけど、もし自分がどこかにホームページを頼むとき何を見ますか?
まずは検索して、料金や実績を見ると思います。

実績を見て、「こんな会社作ってるんだ」とか「このデザインのテイストいいな」とか考えると思います。

それと同じで、ポートフォリオを見て「これくらい使いこなせるのね」とか「この人は、こんなデザインが得意なのね」とか「文字の扱いうまいな」とか「目線うまく考えてるな」とかいろいろ判断できるんです。
なので、必須なのです。

 

作品集って言っても、作ったものなんてないよ・・

 

と思うかもしれませんが、ないならまずは作るしかありません。

 

例えば、「自分が行ってるお店のホームページを作るなら」とか架空の想定でも構いません。
ガチでプロデュースする気持ちでホームページを作ってみてください。

それをいくつか作ることができれば、立派なポートフォリオになります。
シンプルすぎるサイトは、判断が付きにくいので、いろんなテイストで挑戦してみるのもおすすめです。

ポートフォリオの作り方は様々で、説明すると長くなるのでググって見てください。いっぱい参考サイトが出てくると思います。

ポートフォリオには、

  1. どういうコンセプトで作ったか
  2. どこをターゲットにして、ゴールはどこか
  3. どこまで自分で作ったか
  4. 使用したソフト
  5. 制作期間(できれば)

など記載があるとわかりやすいです。
もし可能であれば、コーディングまでしちゃってブラウザ上で確認できると尚良しです。

デザインは、できれば他の方にも厳しく見てもらって修正しながら作ることをおすすめします。
スクールや学校に通っているなら、担当の先生。まったくの独学なら、ココナラとかランサーズにいらっしゃるようなプロの方から助言もらうのもいいと思います。

未経験者の方でも、しっかりしたポートフォリオが提出できれば採用されるチャンスはあると思います。

なので、ポートフォリオは何よりも大事です。じっくり時間を掛けてでも作るべきです。

実際にあった、だめな例

最近多いのが、初心者が1週間~1ヶ月程度の勉強会に参加してそこで作ったWordPressポートフォリオだけ送ってくる例。
しかも、ポートフォリオはデザイン画像のみで実際のサイトが見れない・・!というパターン

だいたいおいてあるポートフォリオのサイトや作ってる例で、

これはテンプレいじっただけだな・・

これはみんなで授業とかで作っただけだな・・

なんでURL送ってこないんだ・・ソースが見たいのに・・

とか思ってしまうのです。

できるなら、自分ひとりで作ったサイトデザインやサイト構築データがみたいです。

あと1から作ったサイトを送ってくれてもスマホの配慮が抜けているというのもよくあります。

PCで見た時が完璧でも、スマホでみたらめちゃくちゃ崩れてる!!

というのがあると、構築できるのかなこの人・・。と思ってしまいます。
(その方はマークアップエンジニア希望でレスポンシブもできます!とおっしゃっていたので)

きちんと実機で確認してからURLを送る事をおすすめします。
PC画面縮めたり、エクステンションでみたからOKとは限らないことがあります。実際。

ちなみにマークアップエンジニア希望の方の場合は、送られてきたサイトのPC/スマホで動作確認とソースは必ずチェックします。
WordPressの場合は、htmlソースとstyle.css。使用テーマやプラグインも簡単に見ます。

ここが大事

  • 構築したら必ずスマホから確認する
  • webサイトのURLもアップする
  • 授業以外でも積極的にサイトを作ってみる
  • Themeをそのまま使っただけのサイトを作らない

最近多い、WordPressできますの基準

勉強会やオンライン学習で勉強して、そのままご応募いただく方がちょいちょいいらっしゃいます。

私から見る【WordPressができる】は、1から静的サイトの構築がもちろんできるのが前提
そして、それをWordPressに落とし込めるまでが基準になります。

WordPressのテーマを適用させて、WordPress上からちょこちょこカスタマイズは、【WordPressできる】の初歩の初歩。
仕事でWordPressを構築する時に、ダッシュボード上だけで完結させる事はまずありません。(予算によるけど)

最近、【WordPressの初歩の初歩レベル】でWordPressできます!っていう感じでご応募いただく人多いんだよねぇ・・・

説明が足りない・注意して欲しいと思うこと

よくアピールポイントで「コーディングしてました」「更新業務をしていました」「記事を書いていました」「WordPressでサイト作りました」と書いてくださります。

ただ、それだけじゃちょっと弱いです。

コーディングしてました・更新業務をしていました

何をどういう風に?となるので、細かく説明を書きましょう。

デザイナーから支給されたPhotoshopデータをもとに、コーディングを行いました。
jQueryでスライドショー対応、レスポンシブ対応
参考URL:https://aaaaabbbbbcccc.com

くらいは説明が欲しいです。

記事を書いていました

ライター業務を行っていましたも、細かく説明を書きましょう。

クライアントからの依頼で「●●●」というキーワードを使い●●文字の記事制作
取材・撮影も行いました。
「△△△ ●●」検索順位1位を維持し、月○○PV。
参考URL:https://aaaaabbbbbcccc.com

とかあると、どれくらいできるのかわかりやすくなります。

WordPressでサイト作りました

WordPressはブログを作れるソフトですが、企業サイトやポータルサイトを作るのにも利用されています。
うちでも「サイトを更新したい」という要望があるとWordPressを使うことがあります。

「WordPressでサイトが作れる」これもピンきりなので、詳しい説明が欲しいです。

WordPressのインストール、○○のテーマを導入、ちょっとしたカスタマイズ 程度なのか

テーマを1から作って、オリジナルのテーマを作れるのか

この辺りも細かく書いて欲しいです。

準備ができたらいよいよ応募!気をつけたいメールマナー

ハローワークや求人サイトや検索などで、働きたいと思った会社にまずは連絡します。
メールの場合は、ビジネスマナーを守りしっかりとしたメールを送りましょう。

たまにフランクなメールを頂く事があります。仕事でメールを使う機会が多い職種。お互いに知っているならまだしも、初めてやりとりするのにフランクすぎるとお客様とのメールでのやりとりに不安を覚えるため、しっかりとビジネスマナーに沿ったメールにしてほしいと思います。

メールを送る際、「簡単な自己紹介」や「どういう事ができるか」書いておくと印象がよくなります。ここでポートフォリオがあるというのもアピールしても◎

メールフォームの場合は、担当者からメールが来たら必ず返信をしてください(メールが届いているか心配なので)

あと、メールがあまりチェックできない場合は「月~金までは仕事のため、返信は夜になります」とか、取り敢えず見ましたという事だけ伝えるなら「内容を確認いたしました。○○のため、お返事は○日までにお送りいたします。」など配慮するといいです。

未経験者がWEBデザイナーに応募するにはどうしたらいいか?

まとめると、

ここが大事

  • WEBデザイナーに最低限必要なスキルを身につける
  • ホームページデザインをしっかり学ぶ、実践的なサイトを作る
  • とにかくポートフォリオを作る<超大事!>
  • メールマナーを学ぶ

良いポートフォリオとスキル、ビジネスマナーがしっかりしている人であれば、未経験でもチャンスはあると思います。

未経験者歓迎の求人を出しているところもあるけど、現場は人手不足で教える時間はありません。。

ポートフォリオ作りが大変だけど、転職活動にも活躍するし作って損はないです。

これからWEBデザイナーを目指す人へ届きますように。

とりあえず、ザクッと書いてみたのでまた追記予定です(`・ω・´)ゞ

▼オンラインスクールを卒業した方向けの記事です。

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ねずみさん

仙台のWEBディレクター♀です。ねずみとりすが好きな、ウゴウゴルーガ世代です(*´ェ`*) V系好きなメガネ(旦那)と温泉やら、B級スポットやらライブに出かけるのが趣味です。

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