オンラインスクールなどに通い、さていよいよ営業だ!
という事で、仕事先をお探し中のフリーランス駆け出しの方へ。
採用情報をお探しの方に向けた記事です。
とにかく数撃ちゃ作戦で、オンラインスクールから教わった
営業メールそのまま使ってませんか???
これ、まじでやめたほう良いです。
私は、WEBディレクターで採用も担当しています。
最近めちゃくちゃオンラインスクール卒業したてっぽい人からの営業メールが多い!
オンラインスクールだからっていうわけではなく、営業メールがよろしくない・・・
まじで、テンプレそのまま送らないでくれ・・・
何度も見てるのよ・・同じようなメールに、同じような実績・・・
しかも募集要項も、会社の事もなにも見てないのが丸わかり。
これじゃあ、頼みたいって思いません。ハッキリ言って。
という事で、営業メールを送る前に見てほしいそんな記事をお送りいたします。
宮城・仙台のWEB制作会社などに営業メールを送る予定の方に届きますように・・・・
この記事を書いている人
WEBクリエーター系の専門学校を卒業後東京へ、某携帯サイトの運営等に携わる。その後仙台に戻り、ECサイトの運営やWEBプログラマー等の経験を経て、現在の会社へ。
WEBデザインからコーディング・ディレクターまでWEB関係の仕事をほぼほぼ一人でこなす。外部パートナーさんの取りまとめ、採用担当も行っています。
趣味で3サイトほど運営し、「まいにちみちこ」への連載も。
【できる事】WEBデザイン・コーディング(html・CSS・PHP・WordPress)・WEBライティング・動画編集・簡単な撮影
最近多い営業の例文メール
このところ、時期もあるのかパートナー募集へのお問い合わせが増えてきました。
それ自体はとても良い事なのですが・・・
なんでみんな文章一緒なの・・??
実際にあったメールの例で言うと・・
例文
- Web制作を通して生まれ育った思い出深い宮城に貢献できる仕事がしたい
- 仙台に住んだこともあり、楽しかった思い出のある宮城に恩返しがしたい
まずつかみはこんな感じです。だいたい。
そして、以下こんな流れになってます。
- プロフィール・経歴
- スキル・可能な業務
- ポートフォリオ(ベーシック認証)
- 制作費の目安・稼働時間
何故か、皆さん流れもまったく一緒。
なんで??
(多分スクールで、こういう風に送りましょうって言われているんだと思うんだけど・・・)
この時点でまたか・・って思っちゃうんだよね。。。
別にオンラインスクールでも、独学でもきちんとしてくれれば全然問題ないんだけど、、
この文章見すぎて、個性がないって言うか…
アレンジ力ないのかって思うとこの時点でアウトなんですよ。
もう少し、例文そのままじゃなくてもっと会社の事みて書くなり、
自分のアピールをするなり、
もう少し工夫してほしいと思うのです。
ちゃんと会社のホームページを確認してから送って欲しい
あと多いのが、ちゃんと採用情報やパートナー条件を見ずに送ってくるパターン。
採用やパートナー募集をしている企業の場合、スキルや条件を提示している事が多いです。
例えば、実務経験だったりスキルだったり使用ソフトだったり。
それを無視してテンプレまんまのメールだけ送って来たりするもんだから、
「依頼してもちゃんと理解してくれなそう。配慮できなそう」って思うんですよ。
というのも、うちの場合「実務経験●年以上」「Adobeソフト必須」って書いてあるんだけど
問い合わせメールにはその事一切触れてないんです。
きちんとサイトみてくれて応募してくれる人だと
「実務経験●年で~」とか「この条件に当てはまらないのですが」とか一言書いてくれます。確実に。
なので、採用情報・募集ページはきちんと確認してから送って欲しいです。
ポートフォリオがみんな一緒
受講したスクールがみんな一緒なのか、ポートフォリを見ると「これ見たことあるな」って思うものばかり。
これスクールの課題でしょ・・
架空のお店や、自分の好きな題材でも良いから
自分でイチから作ったページを見せてください・・・orz
しかも中にはエンジニア(マークアップエンジニア)希望なのに、
何故か画像のみ。
いやいや、私はソース見たいんですよ。画像じゃなくて・・・
WordPressできます!
って書いときながら、
ソースみるとテーマファイルがテンプレの名前そのまま使われてたり…
ページ下に使ってるテンプレート名入ってたりするとがっかりします。
このスキルで、この値段はなぁ・・と思う事が多々あります。
あと応募者のHPが全てBASIC認証掛かってると、見るの面倒だなって思ったりもします。
(IDとパスワードもちょっとめんどくさいやつとか)
実績は非公開のものもあるだろうからパスワードかけて良いと思います。
ただ、個人の紹介ページとかTOPはパスワードかけなくて良いんじゃないかな?
WordPressできますっていっても、これって意外と幅が広い話で
WordPressのテーマファイルカスタマイズできます程度だと通用しない事が多いです。
できるっていうのでれば、
- カスタムフィールドテンプレートが使える
- カスタム投稿タイプが使える
- 支給されたデザインをテンプレートを使用せずオリジナルで組める
ここまでお願いしたいです・・・
SNSに注意しよう
ポートフォリオにSNSのアカウントを載せたり、メールアドレスと似たようなアカウントのSNSがある場合、担当の方が見ている可能性もあります。
その時にネガティブな話題だったり、明らかにフリーランスになりたてもしくは勉強中だなって思われるような発言は注意した方が良いです。
そういう人には頼みづらい・・。
勉強だなって思われるようなハッシュタグ使ってつぶやいている人は、テンプレ営業メールの人に多い(私調査による)
ここは賛否両論あるかもなので、あくまで私の場合の話です。
まとめると・・
- 営業メールは、アレンジしよう(自分の言葉で)
- 送る前にしっかり会社のHPを見よう
- ポートフォリオはスクールの課題ではなくオリジナルのものを
- SNSの発言には気をつけよう
この4つがクリアできると、返信率が上がると思います。
という事で、オンラインスクールで教わった営業メールはそのまま使用しない事!これホントに大事です!
実績がなくて、なかなか成約に結びつかないのであればいっそ派遣やバイトで経歴を積むという手もあったりします。
私も専門学校で就職活動をしていた時には、実務経験がないためなかなか地元宮城仙台の求人がなかったため、東京に出たという経験があります。
それもあって、仙台に戻ってからは就活がわりとやりやすかったです。
昔はWEBを学ぶには学校に通う選択肢しかなかったけど、今はオンラインスクールがあったり家に居ながら勉強ができる環境になって羨ましいです。
ただ、今も昔と変わらずスクールの授業だけではなかなか目指すところにたどり着くのは難しいと思います。
私の場合は学校の勉強以外に自分でサイト作ったり、勉強会に参加したり、いろんな本やサイトを見たり、作業しやすい環境に投資したりしていました。
今も勉強を続けています。(まぁ、この仕事が好きって言うのが一番だけど)
WEBエンジニアやデザイナーとしてフリーランスを目指すなら、努力も必要だと思いますので、頑張ってください!
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